| おおいぬ座VY星 VY Canis Majoris | |
|---|---|
| | |
| 太陽との大きさの比較
| |
| 星座 | おおいぬ座 |
| 視等級 (V) | 7.4 - 9.6 |
| 変光星型 | LC |
| 分類 | 赤色超巨星 |
| 位置 | |
| 赤経 (RA, α) | 07h 22m 58.29s |
| 赤緯 (Dec, δ) | -25° 46′ 02.0″ |
| 距離 | 約5,000 光年 (1.5 kpc) |
| 物理的性質 | |
| 半径 | 1,950 ± 150 R☉ |
| 質量 | 30 - 40 M☉ |
| スペクトル分類 | M3Ie - M4Ie |
| 絶対等級 (H) | -9.4 |
| 光度 | 500,000 L☉ |
| 表面温度 | 2,900 K |
| 別名称 | |
| 別名称 | |
| ■Project ■Template | |
おおいぬ座VY星(おおいぬざヴィーワイせい、VY Canis Majoris)は、おおいぬ座にある赤色超巨星である。
直径は推定25億 - 30億kmで、太陽の1,800倍 - 2,100倍、体積にして太陽の60億 - 90億倍。太陽系に最も近い赤色超巨星であるオリオン座α星(ベテルギウス)の約2 - 5倍、さそり座α星(アンタレス)の約2.5 - 3.5倍もあり、太陽系に置き換えると土星の軌道までに及ぶ。しかし大きさの割に質量自体は太陽の30 - 40倍と、イータ・カリーナやSN 2006gyに比べ約3分の1 - 5分の1程度しかない。
LC型の脈動変光星であり、6.5等から9.6等の間を不規則に変光する。
この星は中心の水素が殆ど枯渇する一方、外層は元のサイズの100倍に巨大化し、収縮した重力から解放されたガスが急速に流出して質量を失いつつあり、既にその質量の約半分を流出していると見られる。21世紀初頭のハッブル宇宙望遠鏡による観測では、ガスが周囲約1光年に渡って取り巻いており、一番外側のものは約1千年前に、最も新しいものは約50年前に流出したとみられる[1]。
その質量から、最終的には極超新星もしくは超新星を起こしてブラックホールになるものと予想されており、またその時期は西暦3200年頃より前だという説がある[2]。
Tweet
mixiチェック