エイプリルフール (April Fools' Day) とは、毎年4月1日には嘘をついてもよい、という風習のことである。またイギリスなどでは、4月1日の正午までに限るとも言い伝えられている[1][2]。英語の "April Fool" は、4月1日に騙された人を指す。
エイプリルフールは、日本語では「四月馬鹿(四月バカ)」、漢語的表現では「万愚節」または「愚人節」、フランス語では「プワソン・ダヴリル」(Poisson d'avril, 四月の魚)と呼ばれる。
エイプリルフールの起源は全く不明である。すなわち、いつ、どこでエイプリルフールの習慣が始まったかはわかっていない。有力とされる起源説を以下に挙げるが、いずれも確証が無いことから仮説の域を出ていない。
4月1日には、世界中で新聞が嘘の内容の記事を掲載したり、TVニュースでジョークニュースを報道したりといった事が広く行われている。インターネットが普及してからは、実用性のない冗談RFCが公開されたり、ウェブサイトではジョークコンテンツを公開するといったことも行われる。 ジョークの規模についても、簡易なものから大きな労力をつぎ込んだものまで存在し、ウェブサイトにおいては個人発から大手企業発まである。逆に習慣を逆手にとって、ありえない内容に見えて事実の内容であったり、翌日以降に「嘘ではない」「本当に実施する」といった裏の裏をかいた記事が書かれることもある。これらのネタは、一種のファンサービスの行為にもなり、一種のお祭りとみなすことも出来る。時に、閲覧者から嘘の情報の内容についての問い合わせが来ることもある(BBCの「ビッグ・ベンのデジタル化、およびそれによる時計針のプレゼント」(1980年、2008年)など)。
恒例行事としてジョーク記事を作成している場合、『ネタ切れ』を防ぐためにその年度の時事的・風刺的な内容のジョークになっているものも多く、4月1日のみの刹那的なジョークではない、一年の総決算的な要素も持ち合わせていると見ることができる。
なお、かつては通信社が配信した嘘記事を日本の新聞社が本当のニュースとして掲載した事があったほか、2005年に日本の新聞社が掲載した「スマトラ沖地震の余波で沖縄南端に新島が出現」という記事を、韓国の新聞社がニュースとして掲載するなど、別のメディアが真に受けて情報元のメディアに騙されてしまった事例もある。また、エイプリルフールに便乗し、4月1日に発動するコンピュータウィルスを設置するなどの犯罪行為が行われることもある。
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